今日の呑み会の前に、高校の同級生で現在二浪の親友と会ってきました。相当切羽詰まってる様子で、何かしら話を交わして気が楽になるのなら、と思い受験含め色々と話してきました。センター試験の結果を聞いてみると、日本史が難しかったようで、落ち込んでいました。まぁお前は日本史が得意だからと慰め、それよりもお前は国語だろ!と焦点を定めてみました。更に落ち込みかけたところで、私も習っていた教師のすばらしさを説き、この先生についていったんだったら大丈夫とまた慰めます。逆説的に応援したりしなかったり。今酔っぱらってるんで何を書いているか分かりませんが、ここから本題。今年のセンター試験、現代文は別役実の芸術論が出たそうです。まぁ難易度は例年通りだったそうですが、この問題が例年通りの難しさなのか、なかなか実証しづらくなるでしょう。なぜなら、問題の文章に「著作権」が絡んできたそうです。要は入試問題にも著作権は存在する、だから赤本やらを訴える、もしくは著作権料を上乗せする。ということだそうだ。ひっどい話だなー。もうね、学生本読まないよ。だってねぇーねぇー。読む奴は読む、しかし読まない奴は読まない。もう二極化ですよ。でも入試の現代文は真剣ですよ。人生かかってるわけですから。もうそりゃー真剣ですよ。私は入試科目で最も得意にしていたのが現代文でした。なんというか詳しい解法を習う前から感覚がそれなりにあったみたいなんです。入試頻出の鷲田清一の文章は楽しく読んだり、花田清輝のひねくれた表現力に感銘を受けたり、または反論してみたり、と頭の中で思ってました。評論というのは被対象がなければ存在しえない文章ですんで、その対象に対して興味が湧いたり。だから現代文は面白い。あばばー。